北米からベトナム・ホーチミンへ輸入された航空貨物の税関検査に立ち会いました。ベトナムの通関システムは日本のNACCSシステムを採用しておりV-NACCSと呼ばれています。細かい箇所は日本のNACCSとも異なりますが、基本は日本のシステムがベースで、日本の通関に携わったことはある方は何となく掴みやすいと思います。因みに、検査の振り分けは日本と同じで、区分1、2、3で割り振られれ、区分1=無条件許可、区分2=書類審査、区分3は現物検査です。
今回は、申告後区分2でしたが書類審査後、現物検査扱いとなり、いわゆる区分3へ格下げの状態になってしまいました。貨物はホーチミン空港へ輸入され、TCS (Tan Son Nhat Cargo Service) へ保管されていました。税関へ検査予約を行い、事前にTCSへ連絡し貨物を検査場へ運んでおいてもらいます。今回は書類審査翌日の15:00からの検査でした。検査には身分証と輸入者や通関業者の紹介状が有れば立ち会う事ができます。検査のための開梱は基本的にTCSの職員が対応します。今回の場合は、機械の型番と原産地の確認が目的とのことで、銘板を探し出し写真撮影を行い、無事に検査終了でした。特に申告税番に疑義は無く検査後輸入許可となりました。
色々な国で税関検査に立ち会いましたが、税関検査自体は比較的オープンな感じで、進め方が何となく日本と似ているなと言う気がしました。ただし、税関検査を受けることは問題ないのですが、検査後の梱包の復元が心配です。弊社の場合扱わせて頂く品物の殆どが機械類であり、確りとその形状に合わせて梱包され、輸出されて来ます。梱包の復元が不十分だと税関検査を受けた倉庫からお客様への配送までが心配であり、税関検査の場合は、梱包の復元まで確り立ち会う事が必要であると感じました。
